山口由岐夫代表理事による連載記事「スケールアップの化学工学」(全12回)の第7回「析出プロセス」が、化学工学会誌11月号(Vol.81 No.11(2017))に掲載されました。

-冒頭より抜粋-

ものづくりは機能を有する「構造体」を製造することである。「構造体」の形状は,粒子,膜,フィルム,ファイバーなど様々であり,「構造体」の構造は,空隙,アモルファスや結晶,さらにフラクタルやゲルなど時空間のマルチスケールになっている。結局,ものづくりとは気体,液体,固体の材料から「構造体」を,析出プロセスを経て固相化することが第一ステップと言える。例えば,微粒子や粉体の多くは,溶液からの乾燥プロセスにより析出により製造される。・・・

つづきは化学工学会誌11月号をご覧ください。