山口由岐夫代表理事による連載記事「スケールアップの化学工学」(全12回)の第2回「材料の構造形成」が、化学工学会誌5月号(Vol.81 No.5(2017))に掲載されました。

-冒頭より抜粋-

「材料・プロセスでは,材料の構造変化に誘起されプロセスのモード変化が起き,プロセスのモード変化により材料の構造変化が起きるように,材料とプロセスは再帰的な関係にある。従来型のプロセスでは,物質の相変化を熱力学的な平衡論で記述するため,プロセス設計は比較的容易であり,スケールアップしやすい。一方,材料・プロセスでは,非平衡論的な相変化に依存した材料構造の複雑性のため,プロセス設計やスケールアップは難しくなる。・・・」

つづきは化学工学会誌5月号をご覧ください。